Instagramのリール動画の再生回数を増やすには? 仕組みや確認方法
- コラム
- 2023/8/17
- 2023/8/17
今や、私たちのSNSは生活に欠かせない存在になっています。
中でもInstagramは画像や短い動画で効率良く情報を得られるので、多くの人が活用しているSNSの1つです。
会社のアカウントを運用されている方や個人でインスタアカウントを育てている方の中には、「もっと自分のInstagramに投稿しているリール動画の再生回数を増やしたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Instagramのリール動画の仕組みや再生回数を増やす方法について解説していきます。
目次
ストーリーズやTikTokとは違う?Instagramのリール動画について
リール動画は特にTikTokの動画と似ているのが特徴ですが、InstagramのリールはあくまでInstagramの中の機能、そしてTikTokはリール動画の様な短い動画をあげて楽しむのがメインのアプリです。
また、Instagramの機能として人気のストーリーズとも、リール動画は混同されがちです。
【TikTok動画の特徴】
- TikTokの方が、使用するBGMや音楽の選択肢が豊富で多い
- TikTokには、リールにはないコラボ動画の作成が可能
【Instagramのリール動画の特徴】
- TikTokよりInstagramのリール動画の方が多くのテキストが入れられる
- 他のリール動画の再生回数が見れる
【Instagramのストーリーズの特徴】
- 24時間で消える投稿である、「今を伝える」のに適している
- ストーリーズを見た人の足跡を確認できる
以上のように、3点とも似ているようでまったく異なる機能やアプリだというのが分かります。
Instagramのリール動画の特徴①|最大90秒のフル画面の縦動画
Instagramのリール動画は、最大で90秒間投稿できます。
リール動画として投稿できるのは縦動画のみで、他の動画投稿方法と比べて短めの時間設定にされています。
サラッと見てもらいたい動画を投稿するのにぴったりで、24時間以内に消えるストーリーズとは異なり動画が消えないので、消えずに残しておきたいノウハウ系の動画などに適しています。
Instagramのリール動画の特徴②|次の動画がすぐに再生される
Instagramのリール動画で1番の特徴といえるのが、次の動画がすぐ再生されることです。
TikTokやYoutubeショート動画のように、新たに検索をかけなくてもスワイプすれば新たな動画が再生されます。
短い動画を次々と見られるので、視聴者は飽きることなくリール動画を楽しめるのが特徴です。
Instagramのリール動画の特徴③|BGMやエフェクトを使える
リールは動画編集機能も充実しています。
リール動画の内容にあったBGMやエフェクトを使えば、再生回数が増えて視聴者の目に留まりやすくなります。
また、外部アプリを使わず、Instagramアプリで編集ができるので使いやすいのが特徴です。
さらに、Instagramのリール動画の特徴の1つとして、テキストも多く入れることができるため、TikTokなどの他ショート動画アプリよりもノウハウ動画や解説動画などにも適しています。
Instagramのリール動画の特徴④|Instagramの至るところに表示される
リールはInstagram内の、
- プロフィール画像のリールタブ
- リール専用タブ
- 発見タブ
- フィード
に表示される仕組みになっていて、Instagramの至るところに表示されているので、隙間時間に見る視聴者が多いのも頷けます。
特に、「発見タブ」という、ユーザーのいいねやフォローなどから最適化された動画を表示する機能があり、この発見タブは再生回数に強く関与する機能であるといえます。
発見タブのアルゴリズムは、ホーム率(ホームからの流入)が40%~50%ほどのリールが人気動画と判断され、それが発見タブに掲載されやすくなります。さらに「すぐには伸びずじわじわと再生回数が伸びていく」傾向があります。
なお、インスタのアルゴリズムに乗っ取ってリールを投稿するには、以下の点に注意しながら運用を続けてみましょう。
・定期的な投稿 ・DMやコメントにもきちんと対応 ・積極的に他ユーザーと交流 ・ジャンルを固定 |
初動ですぐに伸びるTikTokのような動画とは異なり、2週間くらいが伸び始めの目安ととらえる必要がありますが、発見タブにのることで多くの再生回数を稼げるため、アルゴリズムは積極的におさえていきましょう。
Instagramのリール動画の再生回数の仕組み
Instagramのリール動画の再生回数の仕組みをご存知の方は案外少ないのではないでしょうか。
以下、リール動画の再生回数の仕組みです。
- リール動画表示された時点で1カウント
- 何度動画をリプレイしても1ユーザー1カウント
- 投稿者本人の再生回数はカウントされない
- 検索ページでの再生もカウントされる
リール動画の再生回数を伸ばすためにも、再生回数の仕組みをしっかりとおさえておきましょう。
リール動画が表示された時点で1カウント
Instagramの通常動画では、3秒以上視聴されないと再生回数にカウントされませんが、リール動画では、「動画が表示された時点で1カウント」です。
リール動画では投稿を再生してもらえたら1カウントと同様であるため、覚えておくと良いでしょう。
何度リプレイしても1ユーザーは1カウント
同じユーザーが何度リール動画を再生しても、カウントは「1」になっており、投稿者が別アカウントから何度も動画見ても再生回数を水増しできないようになっています。
何度も視聴してくれるリピーターさんは嬉しいですが、再生回数の増加には繋がらないと理解しておきましょう。
なお、リール動画はリプレイしても1ユーザー1カウントなため、再生回数=再生してくれたユーザー数という数値の可視化ができます。
投稿者本人の再生回数はカウントされない
Instagramに投稿したリール動画は、自分の動画を自分自身が何度見ても、再生回数には反映されず、投稿者が再生回数を操作できないような仕組みになっています。
上述で解説した通り、動画を作成した本人であっても別アカウントからの視聴であれば再生回数は増える仕組みとなっていますが、とはいえ別アカウントから再生回数をかせぐのは労力対効果が悪いのでおすすめしません。
検索ページでの再生もカウントに入る
Instagramの検索ページでリール動画が再生された場合にも、1カウントになります。
検索されやすいハッシュタグに引っかかるリール動画なら、検索ページで再生回数を増やせる仕組みです。
検索画面に表示される機会が増えれば新たなフォロワー獲得にも繋がるので、検索されやすいハッシュタグはしっかりと押さえるのが再生回数を増やすポイントです。
リール動画の再生回数を確認する方法とは?
Instagramのリール動画の再生回数を確認する方法は以下の通りです。
①自分のプロフィール画面を開く ②下にある「リール」をクリックする ③各リール動画の左下に「再生回数」が表示される |
リール動画の再生回数を伸ばすためには、現状の状態を把握することがとても重要な点です。
複雑な手順は必要ないため、リール動画の再生回数はこまめに確認しておきましょう。
Instagramのリール動画の再生回数を上げる方法を解説
せっかく作ったリール動画をできるだけ多くの人の目に留まってもらえるようにするためには、再生回数を上げるポイントやコツをおさえる必要があります。
ここからは、Instagramのリール動画の再生回数を上げる方法を解説していきます。
また、これからご紹介するポイントは発見タブにのるためのアルゴリズムにも直結していくため、再生回数を上げるためにも必見の情報です。
リール投稿後はフィードとストーリーズにシェア
リール動画を投稿した後は、フィード投稿とストーリーズでシェアするようにしましょう。
フィード投稿へのシェアは、リール動画投稿時に『一緒にフィードにシェアする』を選択するだけなので簡単にできます。
なお、表紙となるカバー画像も設定しておくとより効果的です。
また、ストーリーズを優先的に見る視聴者に向けてのアプローチとして、ストーリーズにもシェアしておくのもおすすめです。
Instagramのリール動画は、通常のフィード投稿と同様にハッシュタグやキャプションも付けられるのも特徴なため、フィード投稿でも問題なく表示されるのもリール動画の大きな特徴とも言えますね。
フォロワーを増やす
自分に興味を持ってくれたフォロワーが多くなれば、タイムラインへの表示回数も自ずと増えます。
リール動画は表示されるだけでカウントされるので、再生回数も自然と伸びていくことでしょう。
また、フォロワーが多ければ多いほど発見タブにのせるための重要な数値であるホーム率は上がるため、単純な方法ですが、とても効果的な施策といえます。
他のユーザーと積極的に交流する
Instagramを始めとするSNSでは「コミュニケーションをとるアカウントは拡散されやすい」といった傾向にあります。
リール動画に関しても同様に、日ごろから他のユーザーの投稿へ「いいね」を付けたり、コメントしたりすることで再生回数の増加が期待できます。
コツコツと続ける必要がある作業ですが、確実に効果がある施策なので積極的に他ユーザーとのコミュニケーションをとってみましょう。
流行りの音源を活用する
リール動画ではBGMを設定できるので、流行りの楽曲を活用して動画作成するのがおすすめです。
Instagram利用率として、10代が72.3%、20代が78.6%、30代になると57%まで下がるほど若年層ユーザーが高いアプリです。
出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書 令和4年8月 総務省
そのため、若年層ユーザーに人気の「この曲、聴いたことがある!」と興味を持ってもらえる楽曲などを積極的に利用することで最後まで見てもらえる確立があがり、使用頻度の高い若い世代のユーザーの目にも止まりやすくなります。
リール動画の内容とぴったり合う流行りの楽曲にするのが、理想的な動画の作り方です。
【もうひと手間】さらにリール動画の再生数が伸びるコツ3選
さらにもうひと手間加えてリール動画の再生回数を伸ばしたい!という方に向けて、コツを3つご紹介します。
Instagramを始めたばかりの方や、リール動画の作り方のコツを知りたい方でも取り組みやすい方法を解説します。
続きが気になるような動画構成にする
初見で「続きが気になる!」と思ってもらえる動画構成を心がけましょう。
具体的には、
- 最後まで気になる内容
- 明るくて楽しい内容
- テンポがいいBGM
で構成するのが大切なポイントです。
その他にも、好奇心を煽るようなサムネイルや文章も再生回数の増加に繋がる要素として挙げられます。
また、動画のテンポや限られた再生時間の中で情報を詰め込むためにも、動画を1.5倍速にして内容を凝縮すると、長いといった理由で飛ばされたりする可能性を低くすることができます。
テンポの良い動画は最後まで見てもらえる確率が上がるため、ノウハウ系の動画などの情報量が必要な動画には積極的に1.5倍速再生を取り入れてみましょう。
定期的にリールを投稿する
定期的にリール動画を投稿することで、検索に表示されることが増えます。
フォロワーではない人の目に留まるチャンスになるので、リール動画の再生回数増加だけではなく、新規フォロワーの獲得も期待できます。
投稿されているリール動画に一貫性があれば、フォロワーの増加とともに全体的な再生回数も増えていくでしょう。
リールを投稿する時間帯を工夫
多くの人がInstagramを見ている時間にリール動画を投稿するのも効果的な方法です。
App Ape社によれば、Instagramのアクティブユーザーは以下の時間に多いとされています。
・平日朝 7:00-8:00台
参考:2022年版:インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?アプリユーザーが多い時間帯を調査
・日中 12:00-13:00台
・夜間 20:00-22:00台
以上の時間を狙って、リール動画を投稿してみましょう。
ただし、Instagramの公式ツールでは時間指定をした上でのリール動画の予約投稿はできないので注意しましょう。
Instagramのリール動画の再生数をアップして効率的な集客を|まとめ
Instagramは視覚的に訴えられることから、多くの人に伝えたい情報があるとき、商品やサービスの広告をしたいときにとても有効なSNSです。
中でもリール動画は縦画面表示で次々と表示されるため、何かをしながらでもサラッと見られる動画が向いているといえます。
また、より多くの人に見てもらうための手段の1つとしては、検索に表示されやすくなるように日ごろから他のユーザーとのコミュニケーションを取ることが挙げられます。
今回の記事を参考に、多くの人に視聴してもらえるような、続きが気になる魅力的なリール動画を作成してみてください。